MEDICAL ENGINEER
ABOUT
パイプ製造部・パイプ加工部・メディカル部といった部署があり、針部分となるパイプの製造や加工、部品の組立等を行っています。
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パイプ製造部は、パイプの伸管・洗浄・焼鈍・矯正をメインに行う部署です。
伸管事業を行っている企業は日本で約60社ほどしかなく、社内にこの部門があることは自社一貫製造を行うために必要不可欠な部門です。
医療機器に使用される針やパイプだけではなく、工業用パイプとして使用もされることからパイプの太さ・肉厚は多岐にわたるため、それぞれの部門に必要となるパイプを製造し供給しています。
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パイプ加工部は、パイプ製造部で製造されたパイプに針として使用するための刃先を研磨する作業や工業向けノズルの製造を行う部署です。
医療用の針は用途別には先の研磨を行ないます。穿刺時の抵抗を下げるためにより鋭い刃にすることも、神経や血管を傷付けないよう鈍角の刃にすることも可能です。これらの加工には専用の刃付け機を使用します。医療用として使用するためパイプの内外を化学研磨にてきれいに仕上げています。
工業用ノズルは、機械に組み込まれる特殊パーツとして食品業界・検査機関などで多く使用されています。
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メディカル部は、医療機器の最終組立と検査・包装を行う部署です。
クリーンルーム内にて化成部で製造したプラスチック部品やパイプ加工部で製造した針などの部品を組み立てて完成品にします。当社製品は多品種少量生産のために比較的に手作業が多く、3~10人程度のグループで製品の製造を行っています。基本的には1人1台の作業台を使用しての作業がメインとなっています。
医療機器は単品製品の製造だけでなく、お客様の要望に合わせて一連の手技に必要な医療機器をすべてセットにした製品の製造なども行っています。
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