電熱器事業
第一開発部 A.T
私は新商品の開発を主な業務として行っています。
開発業務は主に設計から始まります。開発商品と一言で言っても、既存の商品をベースにした商品から、前例のない商品まで様々で、全く新しい商品をつくる場合は、一から構想を考えていきます。
設計・図面作成が終わったら、製品試作を行い、製品性能や安全性を確認し、設計の問題点が発見された場合は、修正・再試作を行います。発売後もお客様からの声を反映し、製品のブラッシュアップをし、より良い製品を目指します。
当たり前のことですが、製品は図面を基に製作をするため、自分が書いた図面通りのものが出来上がります。出来上がった製品を見る瞬間は毎回感動モノです。
自分で一から設計したものが形になるということは、何にも代えがたい達成感があると思います。また設計に苦しんだ製品であるほどその感動もひとしおです。
全くの新商品を開発する場合、自由度が高い分、なかなかいいアイデアが出てこなかったり、難題にぶち当たることも沢山あります。しかし、裏を返せば開発者の思い通りに進めることができるため、こんなデザインがいいのではないか?こんな構造が使いやすいのではないか?等思いついたことはどんどん形にすることができます。
自分のアイデアを形にしたい!ものづくりが大好き!という方はとてもやりがいを感じることができる仕事だと思います。
「一斗缶加熱用ヒーター」というラード等の一斗缶内容物を加熱する装置の開発に携わらせてもらったのですが、一番最初のデモ機をお客様に使用してもらった際、「パワーが足りない」というお声をいただくことが圧倒的に多く、購入にまで至らないケースが数多くありました。
そこで製品のブラッシュアップに着手したのですが、パワーアップするには技術的な問題点が数多くありました。何とかすべての問題をクリアし、パワーアップ仕様を完成させることができました。現在は軌道に乗り始め、お客様から数多くの注文をいただいています。
八光の強みは、多種多様な業界に携わることができる点だと思います。「熱」は、特に製造業では欠かせないものであり、ものづくりをする時は必ずと言っていいほど必要になるものです。
そのため、部品メーカーから食品メーカーまで幅広い業界に携わることができます。また製造業以外にも農業・サービス業等のお客様にも弊社のヒーターを使用していただいています。
この会社を知ったきっかけは大学の先輩にあります。先にこの会社に勤めていた先輩にこの会社を薦められたため、私はこの会社の会社説明会に参加しました。就職活動中、私も他の就活生と同じようにいくつかのインターンシップや会社説明会に足を運びました。訪れた先の会社説明はどれも工夫を凝らしたもので、とても楽しかったものばかりでした。
しかしその中でこの会社の先輩社員との座談会が、私はとても印象に残っています。一番感じたのはこの会社の雰囲気でした。どの方も親しみやすく、話しやすかったため、すぐに自分もその雰囲気に溶け込むことができました。そこで私はこの会社なら自分らしく働けると思い、就職を決めました。皆さんも自分らしく働ける会社・職場を見つけていただきたいと思います。
8:15
好きな音楽を聴きながら、車で出社
8:25
各分担に応じて、事務所を清掃
8:35
営業からの問い合わせ、連絡事項等を確認・必要に応じて対応
9:00
試作機が完成したら、性能確認のため通電試験を実施
11:50
本館食堂にて社食を注文
12:30
温度データ等の試験結果をまとめ、そこから製品改良点等を検討
17:15
開発会議等の準備で残業する場合もあるが、基本的には定時で退社
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