電熱器事業
第二開発部 T.Y
現在は主に、商品開発業務を行っています。こんな商品を作って欲しいとテーマが与えられるので、製品の構想、設計から発売までを一貫して担当します。
まずはどういった形にしようかといろんな方法を用いて検討します。
構想が決まってきたら、設計を行い試作品を作って評価を行い、製品としてダメな箇所を頑張って探し、次の設計へと反映していきます。このプロセスを繰り返し販売できる完成度にまで仕上げ、商品を完成させる。これが私の仕事です。
月並みになりますが、やはり設計したものが完成した時、商品として発売することができた時、その商品がお客様の手に渡り使っていただいた時はうれしさや、やりがいを感じます。実はこの3種は、その時に感じることができる嬉しさって違うタイプだったりします。
自分が考えたものが形になった嬉しさ、一つの仕事が終わった嬉しさ、誰かの役に立つことができた嬉しさ。なので、商品開発の仕事って一つで三度もおいしいお得な仕事だったりします。
社内にノウハウがないタイプの製品について、開発を行う時は苦労します。こういった場合得てしてどうすればいいのか、なんてものはいろんな方法で調べて当たってみても出てくるものではありません。
なので色々な知識を組み立てることで製品にしていきます。このいろいろ調べて考えて、計算して、時にはCFD(シミュレーション)したりなんかする過程が存外面白かったりするので苦労はしますが、苦しくはないですね。
私はこの会社に入るまでモノづくりにかかわるような経験はなく、図面というものも見たことがありませんでした。そんな中で先輩方から図面の書き方から教えていただきつつ何とか初めての設計を完成させました。
その試作品を作ることになり、届いてくる部品たちを見るだけでワクワクでしたが、組み立てて完成した物を見た時は本当にゾクゾクしました。面白いと。試験結果はダメダメだったんですけどね。それも含めてこれはやはり印象に残っています。
当社の主な商材はヒーターなどの熱関連機器です。これは様々な業種で使われており、また当社は部品メーカーと完成品メーカー両方の性質を兼ね備えているため、お取引先は多岐にわたります。なので、特定の会社や、一つの業界の浮き沈みの影響を受けにくく、そこははっきりとした強みになります。
労働環境においては社内にグループの保育所もあるため長く働き、安心してキャリアを積むことができます。社内風土としましては、非常に寛容な空気感があり、私がやりたいように仕事を任せていただき、喜んで失敗をさせてくれます。そういった強みもあります。
就活生というのは、説明会や面接がたくさんあったりと、大変かと思います。それは裏を返せば普段関われない企業へ自分の意志でアクセスでき、そこで働く人と話すことができるとも言えます。なので立場を生かし、勉強させてもらうくらいの軽い気持ちで企業をたくさん見に行ってください。
そしてどんな所か、どうやって付加価値を生んでいるのかをしっかり観察してください。見聞も広がりますし、そうやって、見つけたいいかもと思える会社は意外とすんなり決まったりするものです。なので、軽い気持ちで八光グループを見に来てくれたらうれしいです。
8:10
ニュースを聞きながら車で出勤。
8:25
朝会で1日のスケジュールを確認。
8:40
メール対応や、社内掲示板のチェック。
9:00
次の新商品のために情報収集を行い構想を固めていき、それをもとに設計を行っていきます。
11:50
自分のデスクで弁当を食べながら夕飯の献立を考えていることが多いです。
12:30
15:10
開発状況の報告を行うためのレポートなどを書く。
17:15
基本的に定時退社をしますが、仕事が重なってしまった場合などは残業をすることもあります。
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